「カルドセプト」は、最初サターンで発売され、そのあと「カルドセプト エキスパンション」としてプレイステーションに移植されました。
ゲームのジャンルは「ボードゲーム+トレーディングカードゲーム」といったところでしょうか。 各プレイヤーは、ダイスを振ってマップ上を周回していきます。 誰も取っていない土地でカードを使い、クリーチャー(魔法生物)を召喚すると、その土地を手に入れることができます。 占領した土地のレベルを上げたりしながら魔力を蓄え、目標魔力に到達して、城に戻れば勝利です。 さて、このゲームの最大のポイントは「カードを集め、ブック(山札)を編集すること」です。 1ゲーム終了ごとに、順位に応じた枚数のカードがもらえます。 このカードを使い、より強力なブックを作ることが、このゲームの醍醐味です。 さらに、カードはたくさんの種類があり、しかも手に入りにくいものもあります。 それらを全て集める(コンプリートする)のも、ひとつの楽しみと言えるでしょう。 さて、このゲーム。ハッキリ言って「良い出来」です。 ボードゲームと、トレーディングカードゲームのいいとこ取り、とでも言いましょうか。 マップをクリアすることで新しいカードが手に入り、新しいカードをブックに組み込むと、次のマップに進みたくなる。 この繰り返しで、じっくり、飽きるまで遊ぶことができます。 しかも、アイテム、スペル(呪文)、属性、支援効果など、いろんな要素が盛り込まれているのに、それを感じさせない遊びやすさは評価できます。 遊びやすいのに、戦略性はすごく深いですし。 それに、カードの絵がきれい! 自分のお気に入りのカードだと、ブックから外すのが惜しかったりします(笑)。 そして、何といってもこのゲームは、人間同士の対戦プレイが熱い! 各自が自慢のブックを持ち寄り、対戦するわけですが、人間同士の駆け引きがからむため、異様に盛り上がります。 これは絶対におすすめです! こういう多人数でやるゲームって、すごく楽しいですよね。 本当、長く遊べるゲームです。 |