温故知新 ファミコン



●マドゥーラの翼
アクション・サンソフト

横スクロールタイプのアクションゲーム。
基本の武器は剣ですが、各種魔法も使えます。
複雑な構造のマップを進み、ボスを倒して出口に行けば1面クリア。
このゲームをひとことで言うなら、「惜しい」作品です。
とにかく敵が際限なく出てくるのが問題。
思わず連射コントローラーが欲しくなるほどです。
また、数ある魔法も、あまり意味がありません。
もう少し練り込めば名作になったと思いますが……。



●水島新司の大甲子園
スポーツシミュレーション・カプコン

アクション性のない野球ゲーム。
簡単に言うと、野球版「キャプテン翼」。
ピッチャーの球種を読むバッティングが熱いです。
とはいえ、そこは「大甲子園」。
普通の野球では収まりません。

悪球打ちが、通天閣打法が炸裂!
超フォークが、ドリームボールがうなる!

ピンと来た方は、ぜひプレイしてみてください。



●シャドウゲイト
アドベンチャー・ケムコ

ダイレクトに絵やマップ、アイテムをクリックして進めるADV。
このゲームは、とにかくゲームオーバーになりやすいです。
アイテムを取ろうとすると、床が抜けるとか……。
はしごを降りると、何故か途中ではしごが切れていて、転落とか……。
たいまつが消えただけでもゲームオーバーだし……。
極めつけは、剣や斧を自分に使っての「自爆」。
とにかく、何度も死神の顔を拝むハメになります。
グラフィックなどは、いい雰囲気を出していたんですけどねぇ。



●ミネルバトンサーガ
ロールプレイング・タイトー

いろんな要素を取り入れた、隠れた名作RPG。
街の人のセリフが数パターンあるのが、新鮮でした。
自分のレベルに合わせた敵が出てくるのも斬新。
戦闘はアクション仕立てで、仲間二人はオートで主人公をサポートします。
オートで戦ってくれる傭兵を雇い、戦闘中に呼び出すこともできます。
また、100%逃げることができるのも特徴のひとつ。
当時としては珍しい、バッテリーバックアップも登載。
埋もれさせるのが惜しいです。



●スペランカー
アクション・アイレム

もはや伝説となった感のある、「虚弱体質の冒険家」。
ちょっと高いところから落ちただけで死。
撃ち落としたコウモリに当たって死。
さらに、足元の小さなでっぱりすら、ジャンプしないと越えられない。
それくらい歩いて越えんか〜い!(笑)
とはいえ、広い洞窟を少しづつ進んでいくのは、なかなか楽しいです。
音楽もなかなか味があります。



●ドラゴンクエスト
ロールプレイング・エニックス

言わずと知れた有名RPGの一作目。
ファミコン初の本格RPGでありながら、驚異の完成度で一躍評判に。
私にも、ちょっとしたカルチャーショックでした。
友人がプレイしている横で、必死にキメラを応援していたのも良い思い出です(笑)。

でもやはり、ドラクエといえば「太陽の石」でしょうか。



●暴れん坊天狗
シューティング・メルダック

天狗の面がメリケンに攻め込むという、無茶な設定。
しかも、ビル壊しまくり(やばっ…)。
さらに、人を喰っているようにしか見えないパワーアップ(本当は助けている)。
そしてボスは自○の○神だったり、木こりだったり……。
そんな怪しい要素が満載のシューティングゲームです。
ちなみにゲームですが、天狗の面がデカすぎて、当たり判定がきびしいです。
耐久力制なので、そう簡単にはやられませんが。
とりあえず、やられた時の「無念」は必見かも?



●スーパーアラビアン
アクション・サンソフト

全4面のアクションゲーム。
アルファベットの書かれた壷を全部取ると面クリアー。
また、壷を特定の順番で取っていくと、ひとつの英単語になります。
このため「英単語学習ソフト」としての側面も持っています。
ただ、学習用にしては単語数が少なすぎるし、3面の空飛ぶ絨毯が異様に難しすぎます。
敵の種類も2種類しかなく、ちょっと厳しいかも……。



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