No.121〜No.130 (2008.12.23〜2009.11.30)

まだまだ続きます。


No.130 (2009.11.30) ザ・サーキット 評価5.0
カートリッジ・マークIII

擬似3Dのレースゲーム。
見た目の印象はFC「F1レース」などに似通っている。まあこの頃のレースゲームはだいたいこんな感じなのだが。
各コースを規定されたタイム内に走破していく。タイムをオーバーするとゲームオーバー。
ギアはローとハイだけ、あとはアクセルとブレーキを駆使してひたすらコースを走るだけのシンプルな内容。
他との差別化として、ポイントでパーツを購入できるという要素がある。最高速度が上がれば当然速く走れるが、コーナーを曲がりきれないリスクも大きくなるので諸刃の剣。
敵車が突然車線変更してくるのがかなりいやらしい。この点だけは何度プレイを重ねてもなかなか慣れなかった。
他にエディットモードもありコースを自作して遊ぶこともできる。
グラフィックはそこそこ。背景にはそれなりに凝っている。サウンドはやや地味か。



No.129 (2009.11.29) グレートテニス 評価5.2
マイカード・マークIII

テニスコートを縦に見立てた画面構成のテニスゲーム。
画面構成やキャラとボールの動き、演出面なども含めてFC「テニス」にかなり似通っている。それゆえFC「テニス」をやったことのある人ならすんなり遊べるが、新鮮味もない。
ボレー、スマッシュ、ロブなど一通りのことはできるし、操作性も悪くないのでテニスゲームとしては十分遊べるレベルにある。
モードはシングルスとダブルスがあるが、人間同士の対戦はできない。画面構成の関係上仕方ないとは思うが残念。
CPUのレベルの他に、プレイヤーの能力などを選択できるのは目新しい要素。
グラフィックは前述「テニス」に近いレベル。サウンドはボールを打ったときの音に違和感。



No.128 (2009.11.28) セガギャラガ 評価6.5
カートリッジ・SG

ナムコのアーケードゲーム「ギャラガ」の移植。固定画面のシューティングゲーム。
編隊を組んで飛来してくる敵を撃ち落とす単純明快なルール。キャプチャービームで捕らえられた味方を救うと二機連結のデュアルファイターになることができる。基本的な内容は可能な限りオリジナルに忠実に移植されている。
操作性やプレイ感覚もさほど違和感はない。ギャラガ経験者ならすんなりと遊べる出来。
ただチャレンジングステージが省かれているのは非常に残念。
グラフィックは各キャラが単色で描かれているためやや寂しく映るが、原作の雰囲気はうまく出ている。サウンドもそれなりに良い出来。



No.127 (12.25) ハイスクール!奇面組 評価4.2
カートリッジ・マークIII

同名マンガのゲーム化。アクション要素を加えたアドベンチャーゲーム。
学校内を移動して奇面組の五人を捕まえるのが目的。
アイテムを集めつつコマンドを実行していくのだが、生徒に少し触れただけでゲームオーバーになったり、机を調べて出てきたカエルなどに触れてもダメ。
また内容的にも突拍子もなく、アドベンチャーとしてのストーリー性などは皆無。遊んでいて思わず呆気に取られる。
総合的に出来は微妙で、あまり人に勧められるゲームではない。しかしこれこそがセガマークIIIの真骨頂なのかもしれない…。
グラフィックは案外良く描けている。キャラクターの特徴も出ている。
サウンドはPSGで、曲の軽快さが良い感じ。



No.126 (12.25) め組レスキュー 評価6.3
カートリッジ・マークIII

固定画面のブロック崩しタイプアクションゲーム。パドルコントロールで操作する。
飛び跳ねるレスキュー隊員をマットで受け止めながら、燃え盛るビルから人々を救うのが目的。
いわゆるブロック崩しタイプのゲームだが、助けを求めている人と重なったときにボタンを押さないと救助できない。この点でちょっとゲーム性に独自性を出している。
また火のついた窓に付くことで消火することができる。全て火を消すか全ての人を救助するとクリア。
展開は単調だが、ゲームとしての面白さはなかなか。パドルコントロールの操作性も悪くない。
グラフィックはちょっとゴチャゴチャしていて見づらいのが難。
サウンドはFM音源対応。曲は妙に印象に残る。



No.125 (12.25) ブレードイーグル 評価4.1
カートリッジ・マークIII

縦スクロールのシューティングゲーム。3Dグラス対応で立体的な映像が楽しめる。
とはいえ内容は普通のシューティングゲームで、3Dグラス対応の意義がイマイチ感じられない。何より、私は目が悪いので眼鏡を併用しないとまともに見えないのでかなり不便。目もすごく疲れるし重いし…。
サウンドはFM音源だが曲の魅力に乏しい。



No.124 (12.24) 熱球甲子園 評価5.3
カートリッジ・マークIII

甲子園を舞台にした野球ゲーム。対CPU戦と人間同士の対戦が可能。
最初にゲームレベルを選択するが、レベル1だと守備がオートになる。レベル2はマニュアル。
その後地区を選択し、学校名を入力する。自分の学校名を入力できるのはグッド。
野球ゲームとしてはオーソドックスな出来で、ほぼ真上から見下ろした形の守備画面は「ザ・プロ野球 ペナントレース」を思わせる。ただしこちらは打撃時の視点が打者側なので打ちやすい。
各選手には一応データがあり、代打やリリーフも可能。しかしデータがどれくらい影響しているかはいまいち実感しづらい。地区予選ではCPUもあまり強くなく遊びやすい。
フライがどれもライナーに見えて、かなり捕球しづらいのは難。なおチャンスになると応援団の応援シーンが見られる。
グラフィックはまずまずといったところ。前述のように外野フライが非常に取りづらいのも真上視点が問題のように思う。
サウンドはFM音源だがあまり良い音を出しているとは言えない。試合中の曲もいまいち。



No.123 (12.24) チャックンポップ 評価5.5
マイカード・SG

同名アーケードゲームの移植。
基本的な内容はアーケード版に近く、爆弾を使って敵を倒したりハートを救い出して迷路から脱出していく。ファミコン版には無かったオープニングや練習ステージがあるのはグッド。
敵や爆風の当たり判定が妙に厳しく、ファミコン版のプレイ感覚でやるとすぐにやられてしまう。そのため難易度も高めな印象。
とはいえアクションゲームとしての完成度はけっこう高く、うまくボムを使えるようになると俄然面白くなってくる。取っ付きはいまひとつだが奥は深い。
グラフィックはファミコン版よりやや落ちるがSGであることを考えれば決して悪くはない。
サウンドはSGオリジナルのBGMが流れる。マイカードらしく音色も良い。



No.122 (12.23) スケバン刑事II 評価5.0
カートリッジ・マークIII

同名ドラマのアドベンチャーゲーム化。コマンド選択式。
盗まれた鉄仮面を探し出すのが目的。アドベンチャーモードでは各種コマンドを使ってストーリーを進めていくが、正直イマイチ。
妙なメッセージや隠れキャラが目立ち、また謎解きも突拍子も無いものが多く全体的に出来はあまり良くない。
また探索していくと敵との戦闘になる場面もある。この戦闘、慣れれば簡単らしいのだがそれまでは苦戦必至…。
グラフィックは一部良く描けているが、粗末な部分も目立つ。
サウンドはそれなりにグッド。



No.121 (12.23) ダンプ松本 評価5.8
カートリッジ・マークIII

同名アーケードゲームの移植。固定画面のプロレスゲーム。
ダンプ松本の極悪同盟を操作してひたすら戦い抜く。フレッシュギャルズ(笑)も操作可能で対戦も可能。
内容は割とオーソドックスなプロレスゲームで、パンチやキックを中心とした試合運びになる。大技もあるが操作に独特のクセがある感じでなかなかうまくいかない。
最初はCPUも弱くけっこう楽に勝てる。徐々に難易度はアップしていくが展開は単調。
キャラクターは二等身でコミカル。ゲーム全体の雰囲気も同様で、アーケード版とはちょっと印象が違う。
サウンドはPSGで、試合中は明るい感じの曲が流れる。



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