No.91〜No.100(2008.10.7〜)

まだまだ続きます。


No.100 (11.8) コナミの新入社員とおる君 評価5.6
カートリッジ・SG

アーケードゲーム「新入社員とおる君」の移植。
固定画面のアクションゲームで、会社を抜け出して彼女とデートに行くのが目的。机に座っている同僚をどかしたり、上司に頭突きをして気絶させたりと、けっこうやりたい放題(笑)。
操作感や攻撃の方法などがかなり独特で、説明書を読まないと何をしたら良いのか全くわからない。不親切な気もするが昔のゲームはこういうものが多かったし特に気にはならない。
1面はともかく、2面では上司の人数も3人に増えてかなり難しい。マークIII純正のパッドだとなおさら難易度も上がる。
グラフィックはやや見づらい。サウンドはアーケード版に忠実だが、版権は大丈夫だったのだろうか…(苦笑)。



No.99 (11.7) シンドバットミステリー 評価6.4
カートリッジ・SG

同名アーケードゲームの移植。
内容はほぼ同じで、固定画面のアクションゲーム。画面内を歩き回りながら?マークを回収していき、宝を探し出すのが目的。
画面右側には宝の地図が表示されており、?マークを取ることで少しずつ地図が見えるようになってくる。地図には画面上の一部分が表示されており、これをヒントに宝の位置を特定する。
?を全て取れば宝の位置ははっきり分かるのだが、その前に宝を発見した方が得点が高い。
マップに高低差があったり、邪魔な敵を岩で倒したりと、けっこういろんな要素が入っている。かなり古いゲームだが完成度は高い。
グラフィックはやや寂しいがアーケード版の雰囲気は出ている。サウンドはアーケード版と比較しても出来が良い。



No.98 (11.4) ホーム麻雀 評価4.3
カートリッジ・SG

オーソドックスな麻雀ゲーム。
全機種用の麻雀ゲームではこれより前に「麻雀」が出ているが、2人打ちだった。こちらは4人打ちが主となっている。
モードとしてはコンピュータを相手にした普通の対局が主。敵の思考速度は普通だと思うが、ゲームの進行は妙に遅い。操作性もあまり良くない。
そしてこのソフト最大のポイントが、同梱の「シャドウボード」を使用することによる対人戦の実現である。
シャドウボードというのは要するにテレビに取り付ける仕切り版で、これを使って相手側の牌が見えないようにするというものである。正直ものすごい力技だが(苦笑)。
グラフィックはやはりSGなので簡素。問題は牌が全体的に見にくいことか。
サウンドはそこそこ。対局開始時などには軽快な曲が流れるが対局中は「カコン」といった音が鳴るだけでやや寂しい。



No.97 (10.19) チャンピオンサッカー 評価3.2
カートリッジ・SG

ちょっと珍しい、コートを縦に見たサッカーゲーム。
一応対戦もできるし、私自身子供の頃には何度も対戦をした思い出のソフトでもある。
選手の人数が少ないのは気になるがこれはまあ仕方ないか。しかしそれ以前に操作性が悪すぎて攻めることも守ることもままならないのはどうか。
画面の処理がお粗末で誰がドリブルしているのかもよくわからないのも難。サッカーゲームとしてはかなり辛い出来。
グラフィックは前述の通り処理が悪く、選手やボールが判別しにくい。いつの間にかボールを取られていることもある。
ゲーム中BGMはなく、「ザッザッザッ…」という音が鳴っているだけ。寂しい印象はぬぐえない。



No.96 (10.18) ロックンボルト 評価7.1
マイカード・SG

アクション要素を含んだパズルゲーム。
建設中のビルの1階から順に進んでいく。各階で鉄骨をボルトで止めていかなくてはならない。
鉄骨はそれぞれが常に動いており、これらを渡り歩きながら全ての鉄骨を固定しなくてはならない。さらに次の階に上がると、鉄骨の固定パターンが示されており、このパターン通りに鉄骨を固定しなくてはならない。
固定する順序を間違えると全部の鉄骨を固定できなかったり、エレベーターまで戻れなかったりと、単純なようで奥が深い。ルールも簡単ですんなりと遊べる。
クリアまでは全部で120階という長い道のりで、そのくせコンティニューなどがないのは不親切。
グラフィックはやや寂しい。曲はけっこうノリが良く耳に心地良い。



No.95 (10.14) パッカー 評価5.4
カートリッジ・SG

固定画面のドットイートアクション。
自機、敵ともに車で、敵車を避けながら画面上のドットを全て取ると面クリアとなる。極めてシンプルなゲーム。
特定のドットを取ると一定時間敵を倒せるようになるが、これは最初から出ているわけではなく、一定数ドットを取る事で出現するようになっている。ただ敵車もけっこう速いので、追いかけて体当たりするのは難しい。
また前進する場合は良いのだが、バックする場合はスピードがかなり落ちるのも特徴。なるべくバックしなくて済むようなコース取りが必要。
ラウンドのパターンが少なくボリュームの点で物足りないのは難だが、ドットイートゲームとしては十分に遊べるレベルになっている。
グラフィック、サウンドはともにかなり地味目。



No.94 (10.13) ゴルゴ13 評価5.1
カートリッジ・SG

マンガ「ゴルゴ13」をモチーフにしたアクションゲーム。
画面奥を走る列車の窓を狙撃して、乗客を救出すしていく。手前側には車が走っており、これに弾が当たると跳ね返ってくる。もちろん当たるとミスになる。
えらく単純な内容のゲームでボリューム的には物足りないが、アクションゲームとしては案外いける。列車と車の動きを見ながら的確に列車の窓を撃たなくてはならず、ただ敵を撃つだけのアクションゲームとは一線を画している。
とはいえやはり単純すぎるのは否めず、飽きるのも早い。
グラフィックは地味だがタイトル画面のゴルゴの顔は妙に良く描けている(笑)。
サウンドはメインBGMくらいしかないが、どことなく硬派な雰囲気は出せている。



No.93 (10.11) N-SUB 評価5.7
カートリッジ・SG

固定画面のシューティングゲーム。
自機である潜水艦を操作して敵を倒していく。左右方向への攻撃で海中の敵を倒すことができるが、それよりも上方向への魚雷で海上の敵を倒すことが重要。多数出てくる敵船を破壊していくと、変な形の敵が編隊を組んで現れる。これを全滅させると1ラウンドクリア。
時々高速で画面を横切る船を倒すとボーナス点が入る。
固定画面ということもあり、ゲームとしては地味。しかしバランスや雰囲気はなかなかのもので、今でもけっこう遊べたりする。
グラフィックは単色のキャラや背景で構成されているので地味。
BGMはなく、ソナー音のような音が流れているだけ。地味だがこれが良い味を出している。



No.92 (10.9) ポップフレーマー 評価4.6
カートリッジ・SG

同名アーケードゲームの移植。ネズミを操作して風船を割っていく。
一応武器として火炎放射器を持っているが、風船を割っていかないとすぐに炎が出なくなるので使いづらい。そのくせ敵は多数出てきて執拗に追いかけてくるのでタチが悪い。
画面上下にあるドリンクを飲むと敵を一網打尽にできるが、飲むのに時間がかかるので緊急回避には使えない。
また操作性がかなり悪く、敵を避けたくても思い通りに動かせずやられるパターンも少なくない。総じて難易度は高い。
グラフィックは単色のキャラが中心というかほぼ全部で寂しい感じ。背景も真っ黒だ。
ポップな音楽だけはある程度評価できる。



No.91 (10.7) アクションファイター 評価6.3
カートリッジ・マークIII

縦スクロールのアクション&シューティングゲーム。
最初はバイクに乗って疾走するアクションステージから始まるが、敵車をショットで破壊することができる。道中パーツを集めていくとバイクから車にパワーアップし、さらにパーツを集めると飛行形態になりテイクオフ、空中戦に移行する。
空中戦ではショットと地上を攻撃するボムが使える。面の最後にはボスが控えている。
また途中まではタイム制になっており、タイムが0になるまでは何度ミスしても大丈夫。タイムがなくなると残機制に切り替わる。
全体的に難易度が高く、アクション面ではバイク状態で敵車や路肩に当たると即クラッシュするし、シューティング面では敵の攻撃が妙に激しく避けづらい。オールクリアはなかなか厳しい。
それでも交互にアクション面とシューティング面が組み合わせられている構成はなかなか斬新で、地味ながらもやり込むとかなり熱い秀作。
グラフィックは普通レベル。サウンドはアクション面の曲が良い感じ。



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