No.81〜(2006.11.29〜)

ラスト…でしたが、ソフトが大幅に増えたので'08年10月より続きをやります。


No.90 (10.6) ハングオンII 評価5.2
マイカード・SG

アーケードゲーム「ハングオン」の移植。擬似3Dのレースゲーム。
基本的にはNo.89で取り上げた「ハングオン」と同じ。ただこちらは全機種対応。
スピードが出た時の車体のコントロールが「ハングオン」に比べて難しく、油断しているとすぐにクラッシュしてしまう。これを避けるには早目早目に減速して安全にコーナーを抜けるしかないが、これを徹底すればコース1は案外楽にクリアできてしまう。
敵車の挙動がやや怪しいので、不意を突かれてクラッシュしてしまうこともままある。
マークIII版ではプレイ中BGMが無く寂しいが、こちらはBGMがあるのが大きなアドバンテージ。
グラフィックはかなり寂しい。特に背景がショボイのが気になるが、これは仕方ないところか。



No.89 (10.4) ハングオン 評価5.7
マイカード・マークIII

同名アーケードゲームの移植。擬似3Dのレースゲーム。
アーケード版は重さのあるバイク型筐体で、左右に筐体を倒し込んで操作するのが特徴だったが、家庭用では当然そういった要素はなく、普通の擬似3Dレースゲームになってしまっている。
しかしゲームとしての出来自体は悪くない。ただひたすら走り続けるだけの内容で淡々と進行するが、操作性が比較的良くプレイしていてそれなりの爽快感は得られる。
敵バイクや障害物に当たると爆発炎上しタイムロスとなる。後半はコーナーがかなりキツく難易度も高くなるが、コース1なら最後まで行くのもそう難しいことではない。
グラフィックはそこそこ。背景が寂しいがこればかりは仕方ないか。色使いは良い。
プレイ中のメインBGMが端折られているのは大きなマイナス。



No.88 (10.3) 青春スキャンダル 評価7.1
マイカード・マークIII

同名アーケードゲームの移植。横スクロールのアクションゲーム。
パンチ・キックと跳び蹴りを駆使して先に進む。システムとしてはシンプル。
敵は雑魚の他にナイフを投げてくる男、ブルドッグ、豚に乗って突進してくる男などがいる。特に雑魚敵がなかなか強く、一度に複数出てくるので対処を誤るとミスしやすい。パンチやキックはあまりアテにならないので、ほぼ跳び蹴り限定で進むことになる。
他にも敵が落としてくる瓶、転がってくるトゲトゲ球、飛んでくる爆弾、下から上がってくる炎などのトラップもある。これらは対処法さえわかっていれば比較的楽。
ラウンドの最後にはボスとの一騎打ちとなる。ボスは比較的強く、いかにうまく攻撃を当てるかがカギ。
グラフィックは色使いが地味でいまひとつだがボス戦の背景の夕焼けは綺麗。
サウンドはメインBGMが非常に良い感じ。



No.87 (10.2) コミカルマシンガンジョー 評価6.4
マイカード・マークIII

固定画面のアクションシューティング。
主人公は左右の移動とジャンプ、それに5方向へのマシンガン攻撃ができる。固定画面で次々に出現する敵を倒していく。
敵を倒すと小さくなって下に落ちてくるのだが、これに触れるとくっ付かれてしまう。3人くっ付くとジャンプができなくなるので、なるべく触れないようにすること。
また、豚を倒すと爆弾が手に入る。ジャンプすれば敵を一掃することができるが、持ったまま爆発するとミスになる。
また敵を倒した時に帽子が出現することがあるが、これを取るとショットの連射が可能になる。
他にも弾を跳ね返す蜘蛛や、ラウンドごとのボスなどが登場する。
固定画面ゆえ地味な印象があるが、軽快なテンポで進むしアクションとしての出来は良い。一発弾を食らうとミスになるが、出現した敵を素早く倒せばミスはしにくい。
グラフィックは割と簡素。ラウンド構成は街中や港があるかと思えば、いきなり墓地に移動したりと脈絡がない。
サウンドはマイカードゆえPSG。曲は軽快で良い感じだが曲の種類が少なくやや物足りない。



No.86 (2008.10.1) スーパータンク 評価5.5
マイカード・SG

縦任意スクロールのアクションシューティング。
押し寄せる敵戦車やヘリ、攻撃してくる敵基地などを破壊しながら進んでいく。各ラウンドの最後にはボスも出現する。
タンクは1ボタンで8方向に弾を撃つことができる。一方2ボタンは上方向への攻撃専用のボタン。このあたりはちょっと「忍者プリンセス」を思い起こさせる。
1ボタンと2ボタンを同時に押すと、やや遠方へミサイルを発射する。ミサイルが着弾すると爆風が起こり、範囲内の敵基地を破壊できる。弾数制限あり。
操作性があまり良くなく、タンクがスムーズに動かせないことによるミスがけっこう起こるのが難。敵の攻撃もそれなりに激しいのでこの操作性ではちょっと厳しい。
グラフィックは地味だが、必要な情報を的確に表示するという点では及第点。サウンドはマイカードらしくけっこう良い音を出している。



No.85 (12.3.) アフターバーナー 評価4.0
カートリッジ・マークIII

3D視点のシューティングゲーム。同名アーケードゲームの移植。
元はアーケードで大ヒットした「アフターバーナーII」の前作にあたる体感ゲーム。「I」なのでスロットルレバーによるスピード調節ができない。
ゲームはやはりアーケード版を再現するのは無理があったようで、いかんせんスピード感がなく、動きもガクガクしており、当たり判定もちょっと曖昧。
また、ミサイルに弾数制限がなかったり、やたら難しい空中給油シーンがあったり、ボス戦があったりもする。ミサイルの数は仕方ないにしても、あとのふたつのアレンジ要素はどうかと…。
グラフィックは背景が寂しいがそれなりに良くできている。サウンドはFM音源対応でまずまず。



No.84 (12.2.) ロレッタの肖像 評価6.1
カートリッジ・SG

コマンド選択式のアドベンチャーゲーム。
主人公はシャーロック・ホームズで、ロンドンで起きた絵の盗難事件を解決するのが目的。
外観はマークIII準拠のゴールドカートリッジだが、中身は全機種対応になっている。
システムは割とオーソドックスなアドベンチャーゲーム。コマンドを選択してゲームを進めていく。移動はマップ上の地区を選択して行う。
何かしようとした時のホームズのセリフや、「ひとこと」を選んだときのホームズの言葉はなかなか凝っていて面白い。
コマンドやメッセージの表示がやや遅く、テンポが良くないのは残念。
パスワードコンティニュー可能。
グラフィックはSG対応なのでさすがにイマイチだが、それでも頑張ってグラフィックを描こうという心意気はうかがえる。
サウンドはPSGだが、基本的にBGMはないので寂しい。



No.83 (12.1.) 星をさがして… 評価6.6
カートリッジ・マークIII

コマンド選択式のアドベンチャーゲーム。
近未来を舞台に、不思議な生き物ミオを巡るストーリーが展開する。
ほのぼのとした世界観で、アドベンチャーゲームとしてはかなりオーソドックス。ただし間違った選択肢を選ぶと唐突にゲームオーバーになってしまう。
いつでもパスワードを取ることができるので、じっくり進めることができる。完成度も高い。
パスワードでコンティニュー可能。
グラフィックはなかなかきれい。サウンドはFM音源対応。曲もなかなか良い。



No.82 (11.30.) スーパーレーシング 評価5.5
カートリッジ・マークIII

縦スクロールのレースゲーム。パドルコントローラー対応。
昔よくあったタイプのトップビューのレースゲームで、基本的には上方向へとスクロールしていく。
最初にモードをBGMありと無しから選択し、チーム、レベルを選択する。簡単なセッティングも選択できるが、2通りしかなくやや物足りない。
ゲームはけっこう難易度が高く、敵車がけっこう速い。ハイスピードセッティングにするとすぐにスリップしてしまうのも厳しいところ。
何よりパドルコントローラーではまず操作に慣れないとつらい。
レースゲームとしては無難にまとまっているので、練習して慣れれば割と遊べる。
グラフィックは地味目だが車などはけっこう良く描かれている。サウンドはFM音源対応で曲も割と良い。



No.81 (11.29.) 北斗の拳 評価7.9
カートリッジ・マークIII

横スクロールのアクションゲーム。同名マンガのゲーム化。
基本的にはオーソドックスな格闘アクションで、体力制+残機制。どんどん出てくる雑魚は一発で倒すことができるが数が多いのでちょっと大変。
中ボスやボスはなかなか手ごたえあり。特に各面のボスは倒す時に「北斗百裂拳」などの演出が入る。この演出が非常に秀逸。
難易度は高めだが、アクションゲームとして完成度が高い。今プレイしても十分に楽しめる。
グラフィックは地味目だが、背景の二重スクロールなどけっこう凝っている。サウンドはPSGで、曲自体が秀逸。

そういえばPS2でリメイクされてましたけど、このマークIII版も収録されてるんですね。
今遊ぶならそちらの方がお手軽でしょうか。



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