No.11〜No.20(2006.9.20〜)

まだ先は長い…。


No.20 (9.29.) グレートゴルフ 評価5.0
カートリッジ・マークIII

マークIII用として出ていた一連のグレートシリーズのひとつ。
モードはトーナメント、マッチプレイの他に、コースを選択してのトレーニングがある。
コースは斜め上からの見下ろしで、数画面にわたってスクロールする大きさで表示され、「チャンピオンゴルフ」と比べるとかなり表現力が増した。斜め上からコースを見ていることで、立ち木や崖なども表現できるようになったのは大きい。
ショット時はクラブの選択、ショットの方向、ボールの打点を選択する。ある程度緻密に操作できるようになってゴルフゲームとしての楽しさが増した。
ショットの強さはゲージで決定する。
ゴルフゲームとしては確実に進歩しているが、難易度は高くなかなかうまくはいかない。
コースの構成が意地悪、距離感が非常に掴みづらい、立ち木や崖の当たり判定が妙に大きい、風やバックスピンの影響が強すぎる、などが難易度が高い理由。パットでもわけのわからない外し方をすることがある。
ゲーム中のBGMはなし。いささか寂しい感じがする。

というわけでまたゴルフゲームです。
とりあえず1コース通してプレイしてみましたが、+29と悲惨な成績でした(苦笑)。



No.19 (9.28.) チャンピオンゴルフ 評価4.0
カートリッジ・SG

SGシリーズ用として出ていた一連のチャンピオンシリーズのひとつ。
固定画面でコースが表示され、画面上部にデータ関連が表示されている。外周部分にはキャディさんがいる。
画面構成は完全に2Dで、SGの表現力でも無理がない。
ショット前にはクラブの選択とショットの方向を選択する。ただし、ショットの方向を決めるには外周部分のキャディさんを動かして決めなくてはならない。このため正確に狙ったところに打つのはほぼ不可能。
そしてショットの強さの決定だが、これは画面左上で常にクラブを振っているキャラクターがいるので、これを見ながらタイミング良くボタンを押さなくてはならない。
狙った強さで打つのはほぼ不可能(汗)。
ゲーム中のBGMはなく、軽快な効果音が流れる。
総合的に見てゴルフゲームとしてはかなり作りが荒いが、前回の「岡本綾子のマッチプレイゴルフ」の無理矢理な3D演出に比べればずっと無難。ショットの方向も定規などを使えばかなり正確になるだろう(苦笑)。

というわけでゴルフゲームつながりです。
難易度は非常に高いです。第1ホール〜途中までプレイしましたが、1ホールでホールアウトするのに15打打ってしまいましたから(笑)。



No.18 (9.27.) 岡本綾子のマッチプレイゴルフ 評価1.2
カートリッジ・オセロマルチビジョン

岡本綾子をキャラクターに起用したゴルフゲーム。オセロマルチビジョン用だがSGシリーズやマスターシステムでも動作する。
2人での対戦プレイや、岡本綾子とのマッチプレイモードがある。
画面は右側にコースのマップ、左側に擬似3D視点のコースが表示されている。
クラブ、ショットの方向、強さを指定して打つ。良くも悪くも昔のシンプルなゴルフゲーム。
当時の表現力では擬似3Dと言っても程度が低く、打ったボールがまるでフェアウェイを転がっているようにしか見えない。
また、グリーンには芝目がなく、打つ強さを指定するだけなのだが、なぜか納得のいかない外し方をする場合がある。納得いかないところだ。
更にマッチプレイモードでの岡本綾子はやたらと強く、とても勝てる気がしない。ドライバーの飛距離まで岡本の方が長いのは納得のいかないところだが…。
画面はショボく、紫や黄色などを斬新に使った色使いが目に痛い(苦笑)。
総合的に見てもとてもオススメできない一品だが、ネタとして買うならアリか。



No.17 (9.26.) バンクパニック 評価8.0
マイカード・SG

同名アーケードゲームの移植。
銀行内を左右に移動して強盗を倒し、12の窓口全てにお金を置いていってもらうのが目的。
12の窓口にはドアがあり、開いたときに一般人が出てくるか強盗が出てくるかはわからない。素早く判断して、強盗なら撃って倒す必要がある。
強盗が銃を抜いてから撃つと、その早さによって得点が変わる。ただし遅すぎるとこちらが撃たれて1ミス。強盗が銃を抜く前に撃つと低い得点しか入らない。
一方、一般人は銃で撃つとミスになる。見ていればお金を置いていってくれる。
また、帽子を頭上に重ねた子供や、ロープでしばられた一般人も現れるが、これらは撃たなくてはならない。
他、ドアにダイナマイトが仕掛けられたり、制限時間が厳しかったりと、かなり忙しいゲームである。
グラフィックはアーケードと比べるとさすがに簡素になっているが、雰囲気は損なわれていない。サウンドはテンポが良くてグッド。
とにかく素早く正確な判断力が問われるゲームで、今遊んでも十分楽しめる完成度の高さ。オススメの一本。



No.16 (9.25.) ヤマト 評価4.7
カートリッジ・SG

固定画面のシューティングゲーム。同名アーケードゲームの移植。
十字キーでヤマトを左右に動かすことができる。また2つの照準も十字キーで操作する。
つまり3つのものをひとつの十字キーでいっぺんに動かすということになる。そのため操作性はかなりキツイ。
照準は対艦船用と対航空機用のふたつに分かれている。十字キーで上下に動かした時の移動幅が異なる。
内容はただひたすら敵を撃ちまくって倒す単純なもの。艦船からはひっきりなしに魚雷が飛んでくるが、自機のヤマトは左右にしか動けないのでかなり避けづらい。
とにかく内容は単調だが、敵を倒し続けているとちょっとハイになってきたりもする(ぉ
グラフィックは地味でBGMも無いが、この時期のゲームはある程度は仕方ないのかも…。



No.15 (9.24.) SDI 評価7.4
カートリッジ・マークIII

横スクロールおよび固定画面のシューティングゲーム。同名アーケードゲームの移植。
操作は十字キーで照準の移動、1ボタンを押しながら十字キーで自機の移動、2ボタンでショット。アーケード版より操作性は落ちるがやむを得ないか。
各ラウンドはオフェンシブハーフとディフェンシブハーフに分かれ、オフェンシブハーフは横スクロール。
照準を合わせて敵を撃破していくのだが、オフェンシブハーフでは同時に敵の攻撃もかわさなくてはならないので忙しい。
また、敵の出現位置を覚えないとクリアは難しい。
ディフェンシブハーフでミサイルを撃ちもらすとダメージが蓄積していき、限界を超えるとゲームオーバーになる。
覚えゲーの要素が強いが、慣れてくると俄然楽しくなってくる。渋い名作と言える。
グラフィックはなかなか綺麗。特に背景の惑星は雰囲気が出ている。
サウンドはFM音源対応で、アーケード版には及ばないものの良い音を出している。曲自体も名曲。

なお、PS2でアーケード版とマークIII版、更にアーケード版「カルテット」とマークIII「ダブルターゲット」がセットになってセガエイジスとして発売されている。
今プレイするならそちらを買うと良いだろう。



No.14 (9.23.) チャンピオンベースボール 評価4.1
カートリッジ・SG

固定画面の野球ゲーム。同名アーケードゲームの移植。
2人対戦も可能。チームは選択不可で、1プレイヤーがCチーム(セリーグらしい)、2プレイヤーがPチーム(パリーグらしい)となる。選手交代は不可。
画面はひとつの画面内にフィールドが収まる形になっており、その右端(あるいは左端)にピッチャーとバッターが拡大されて表示されている。
この端の枠の中でピッチングとバッティングを行う。左右方向への変化球も投げる事が可能。
守備はオートになっており、送球とタッチプレイのみ手動で操作する。
攻撃側は走塁、帰塁は手動で操作する必要がある。
打撃、守備ともあまりリアルさはなく、いかにも昔の野球ゲームらしいつくり。各選手には一応打率および防御率のデータが設定されているが、あまり意味は無いか。
アーケード版はリードされるとすぐにゲームオーバーになるシビアなゲームだったが、面白さもアーケードの方が上だった。
グラフィックはカクカクしている。サウンドはアーケード版のBGMが端折られているのが残念。



No.13 (9.22.) トライフォーメーション 評価5.5
カートリッジ・マークIII

横スクロールのアクションゲーム。TVアニメ「赤い光弾ジリオン」のゲーム化。
前作とは異なり、アクション性を前面に押し出した内容となっている。ジャンプとショットを駆使して進む。ライフ制。
1面はバイクに乗っての戦いで、強制スクロールのため敵の攻撃を避けづらい。途中アイテムを取るとバイクが変形して、いくらか進みやすくなるが。
2面は生身での戦闘。だが操作性があまり良くないので結局しんどい。
途中には仲間が捕らえられている。交代する事も可能。
こんな感じで進んでいくのだが操作性のせいか難易度は高めでなかなか先に進めない。
グラフィックは地味目。
サウンドはFM音源対応。1面ではやはり「ピュアストーン」が流れる。



No.12 (9.21.) 赤い光弾ジリオン 評価4.2
カートリッジ・マークIII

縦横スクロール&画面切り替えのアクションゲーム。同名TVアニメのゲーム化。
敵基地に潜入してフロッピーを奪取し、基地を爆破して脱出するのが目的。
随所にある端末を使ってドアを開けたり、バリアを停止させたりしながら先に進む。
端末の使用にはコマンド入力が必要で、いささか面倒くさい。
アクションゲームとしては完成度が低く、操作性が悪い。ライフ制だがあっけなくやられることも少なくない。
やられても一応コンティニューが可能。しかし一度きりである。
グラフィックはまずまず。BGMはPSGでアニメの主題歌「ピュアストーン」が流れるがすぐにオリジナルのBGMに替わってしまうのが残念。
全体的に、やっつけで作ったような印象が否めない出来(汗)。

・追記

掲示板の方でsegabitさんからフォローをいただきました。
このゲームには元となる「ミッションインポッシブル」というゲームがあり、これをマークIII用にアレンジ移植したのが本作なのだそうです。
また、BGMはオリジナルではなく、すべてアニメで使われた曲だとのこと。私もジリオンは見ていたはずですがもう記憶がかなり薄らいでいたので全く気づきませんでした(汗)。
segabitさん、ありがとうございました。



No.11 (9.20.) スターフォース 評価6.8
カートリッジ・SG

縦スクロールのシューティングゲーム。同名アーケードゲームの移植。
「スターフォース」というととにかくファミコン版が有名だが、このSG版も負けてはいないと思う。
ショットで空中物も地上物も破壊できる爽快感がこのゲームのウリ。その爽快感はSG版でもしっかり生かされている。
アーケード版を可能な限り忠実に移植しており、出来はなかなか。ラリオス5万点や100万点ボーナスも獲得時の効果音も含めてしっかり再現されている。
ただ、敵キャラが一部削除されているのは残念。
スクロールはSGゆえカクカクしているが、こればかりは仕方ないか。
グラフィックはやはり地味目になっているが、それなりに雰囲気は出ている。BGMなどはなかなか良好。
とにかくこの頃のシューティングとしてはかなり遊べる。オススメできる一本。



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