No.10 (9.19.) アレックスキッド BMXトライアル 評価5.0 カートリッジ・マークIII 上+左右スクロールのレースゲーム。パドルコントローラー対応。 ボタンで加速、パドルで左右にハンドルを切る。 道中にはジャンプ台やウィリーゾーンがあり、これらを駆使して先に進んでいく。 また出口に入るとエリア間を移動する事ができる。 パワー制で、ミスをするとパワーが減っていく。パワーはおにぎりなどで回復できる。 障害物が多く、また敵車はこちらに向かってパンチなどの攻撃をしてくる。スクロール速度も割と速いので反応の速さと操作の正確さが必要。 パドルを左右にブンブン振る事で敵を攻撃できる。この際に出てくるおにぎりを取っていけばパワーが尽きることはあまりない。 総じて難易度は低く、簡単にクリアできてしまうのが難。内容自体は悪くないのだが…。 No.9 (9.18.) アウトラン 評価6.3 カートリッジ・マークIII 擬似3Dのドライブゲーム。アーケードの同名体感ゲームの移植。 ゲーム内容は可能な限り忠実に移植されている。コースの分岐やアップダウンも、ぎこちないながらもなんとか再現されている。 まったり走る楽しみはマークIII版でもそれなりに楽しめる。 ただ、十字キーの上下がギアチェンジに割り振られているのだが、マークIIIの純正パッドではハンドル操作時に誤って上下に入ってしまう事が多い。これは大きな難点。 BGMはさりげなくFM音源に対応しているが、それでも物足りなさを感じる。元が不世出の名曲揃いなので仕方ないのかもしれないが…。 コーナリング時の「キュキュキュ」という音(FM音源バージョン)もなんだか不自然。 グラフィックはそれなりに頑張っており、雰囲気を壊してはいない。動きはややカクカクしているが及第点。 やはり無理を感じる移植ではありましたが、それでも当時は「家庭でアウトランができる!」というだけで興奮したものです。 今となっては良い思い出です(遠い目)。 No.8 (9.17.) フリッキー 評価6.1 カートリッジ・SG 横スクロール(ループ)のアクションゲーム。アーケードの移植。 ジャンプしながら移動してひよこを助け、出口に連れて行くのが目的。ひよこを全部助けると面クリア。 敵として猫などがしつこく追いかけてくるが、ところどころに落ちている物を拾って投げつけて倒す事ができる。 また、連れているひよこに猫が触れるとひよこは離れてしまう。一度に出口に連れて行くひよこの数が多いほど高得点なので、スコアアタックがなかなか熱い。 基本操作が左右移動とジャンプだけながら奥が深い、セガ初期の名作。 BGMはなかなか良く再現されているが、グラフィックは背景がなく寂しい。サングラスをかけたひよこは黒一色で表現されているので見づらい。 そういえばこれも「セガエイジス メモリアルセレクションVol.1」に収録されてますね。 メガドラでは「ゲーム図書館」で配信され、DCでも「ドリームライブラリ」で配信されたということで、全てのセガハードで遊ぶ事ができたという稀有なゲームでもあります。 No.7 (9.16.) オーガス 評価4.3 カートリッジ・SG 同名アニメのゲーム化。横スクロールのシューティングゲーム。 1ボタンでショット、2ボタンで変形。 変形は飛行形態⇔ロボット形態の二通り。飛行形態の方がスピードは速い。 とはいえ、制限時間があるのでロボット形態でモタモタしていてはクリアできない。それゆえ各面の最後(強制的にロボット形態に移行)以外は飛行形態で戦うことになる。 敵はあまり激しい攻撃はしてこないので難易度はほどほど。しかし各面のラストでは敵が多めに出現するのでちょっと厳しい。 今遊ぶとさすがに展開が単調で飽きるのが早い。 グラフィックは敵キャラが単色で地味。BGMも無いに等しい。 これは今遊ぶにはつらい出来ですね…。一応頑張ってやってみましたが2面でやる気がなくなりました(汗)。 No.6 (9.15.) キャプテンシルバー 評価6.0 カートリッジ・マークIII 横スクロールのアクションゲーム。アーケードの移植。 ジャンプと剣で敵を倒しながら進むオーソドックスなアクション。途中アイテムを拾ったり買ったりすることでパワーアップできる。 敵の攻撃はそれほど激しくはないはずだが、難易度はけっこう高い。主人公が弱いせいだろうか。特に噴水から落ちただけでミスになるのには苦笑するしかなかった。 グラフィックはアーケード版に近い雰囲気が出ている。BGMもFM音源でアーケード版に近い感じ。 ファンタジックな雰囲気も良い感じ。ファミコン版も出ているが、移植度はこちらの方が上。 久々にプレイしてみたのですが、難易度はけっこう高いですね。 何度かトライしましたが、結局1面もクリアできませんでした。ううむ…。 No.5 (9.14.) モナコGP 評価5.8 カートリッジ・SG 縦スクロールのレースゲーム。アーケードの移植。 十字キーの上を押すことでスピードアップ。ボタンはジャンプに割り振られている。 このジャンプを使って敵車や障害物を避けられるのが最大の特徴。アーケード版発売当時はかなり斬新だった。 スクロールはなかなか速く、スピード感がある。敵車や障害物もひっきりなしに出現するので気が抜けない。 また、道路が滑りやすいアイスバーン、道幅の狭いところ、道路の切れているところなどがある。 かなりシンプルなゲームだが、それだけに今遊んでもけっこう楽しめる。 サターン「セガエイジス メモリアルセレクション vol.2」にはアーケード版が収録されているが、このSG版でも十分に楽しめる。 そういえばPS2でリメイク版が出てましたね。やったことはないのですが…。 No.4 (9.13.) 阿修羅 評価6.7 カートリッジ・マークIII 縦任意スクロールのアクションシューティング。 「戦場の狼」や「怒」タイプの戦場アクションゲームで、銃とボンバーアローを駆使して進んでいく。 ボンバーアローは強力だが弾数制限あり。途中で捕虜を助けると補充することができる。 No.3で紹介した「忍者プリンセス」と異なり、後ろを向くことができず操作の点で融通がきかないので辛い。 自キャラの足が遅く、敵の攻撃は激しいので難易度は高い。慣れるまでは相当苦戦を強いられる。 それでも慣れてくれば敵中を突破する楽しさを味わえるようになってくる。 二人同時プレイも可能で、共同で戦うことでいくらか楽に進むことができる。 グラフィックは割ときれい。BGMはPSGだが、曲自体が非常に良い。機会があれば是非一度聴いてほしい。 '06年夏のオフでおや〜んさんと二人同時プレイで挑んだのですが、やはり壁は高く3面が限界でした。 しかし今日プレイしてみたところ絶好調で、4面まで到達することができました。 もっと頑張ってクリアを目指したいところです。 No.3 (9.12.) 忍者プリンセス 評価6.2 マイカード・SG 縦任意スクロール(画面切り替え)のアクションシューティング。 8方向に撃てる手裏剣と透明の術を駆使して敵を倒していく。任意スクロールなので後方に下がることもできるが、下がりながらも前方向に手裏剣を撃てるのは便利。 また巻物を取ることで、貫通する風車手裏剣が使えるようになる。 敵の攻撃は激しく、なかなか先には進ませてもらえない。それでもアーケード版よりは難易度は低い印象。 SG用ソフトゆえ画面がスクロールせず(画面切り替え方式)、敵キャラクターの多くは単色で表示されるなど見た目は地味。しかし内容は可能な限り忠実に移植されている。 ただ、コントローラにボタンが2個しかないため、透明の術を使うにはボタンを同時押ししなくてはならない。これは不便に感じた。 オリジナル版との違いを気にしなければ十分遊べる一本。ただマークIIIで「忍者」のタイトルで再移植されているし、サターン「セガエイジス メモリアルセレクション vol.2」にはアーケード版が収録されている。移植度を求めるならそちらを買うのが賢明か。 No.2(9.11.) サテライト7 評価6.3 マイカード・マークIII 縦スクロールのシューティングゲーム。 空中の敵と地上の敵を撃つためのショットが分かれている、いわゆるゼビウスタイプ。ただし地上物を撃つための照準はついていない。 また、画面上に出てくるカラフルな星を集めると、連射、スピードアップ、バリアなどのパワーアップや、ボーナス点がもらえる。 途中にはボスキャラも出現する。倒すのに必要な撃ち込み数がカウントとして表示されるのが特徴的。 自機の装備がしょぼい割に敵の攻撃はけっこう激しく、スピードアップは是非ほしいところ。 画面もBGMもやや地味な印象だが、ゲームとしてはなかなか遊べる。なお2人同時プレイも可能。 No.1 (06.9.10.) ウッディポップ 評価 8.0 マイカード・マークIII パドルコントローラ対応のブロック崩しゲーム。 特定のブロックを壊すとアイテムが出たり、敵が出現したりと、アルカノイドに代表されるこの頃多く発売されたブロック崩しゲームに近いシステムを持っている。 しかし、アルカノイドの無機質なイメージとは対照的に、木でできたブロックやおもちゃの兵隊、さらには画面上を横に伸びた線路を横切る機関車などでポップで明るい雰囲気を出している。 この画面だけでも一見の価値はある。 また、パドルコントローラのツマミは大きくて持ちやすく、操作性も良好。 ゲーム開始時に難易度を選べたり、面クリア後の選択で進路が分岐したりと、細かいところまでしっかり作られている良作。マークIIIがあるなら一度はプレイしてみてほしい。 ちなみに、こちらでShockwave版のウッディポップがプレイできます。 BGMもなく画面構成も違いますが、雰囲気は十分味わうことができます。 |