No.101〜No.110(2004.5.6.〜9.13.)

5月13日にいったん終了。
9月12日〜夏の戦利品分を追加。


No.110 (9.13.) 幽々白書 魔強統一戦 評価8.0
格闘アクション 94.9.30.発売 セガ

トレジャー開発の格闘アクションゲーム。
画面構成は2D格闘ゲームとしては比較的オーソドックスなものだが、最大4人まで同時に闘えるのが斬新。
モードは割と豊富で、バトルロイヤル、タッグマッチ、トーナメントなどが選べる。
格闘ゲームとしては必殺技が出しやすく、コンボも練習すればけっこう繋がる。全体に攻撃主体な作り。
しかし慣れないうちは割と難しくCPUにも苦戦させられる。
グラフィックやサウンドはまあまあといったところ。
なお、このゲームの流れを汲むのがセガサターン「ガーディアンヒーローズ」と言って良いだろう。こちらも4人までの対戦プレイが可能。

とにかく高いのがこのゲームの特徴。お店で買うのはかなりしんどいですね…。
私はまだ4人ではやったことがないので、いつかやってみたいですねぇ。



No.109 (9.12.) ワードナの森 SPECIAL 評価6.1
アクション 91.4.26.発売 ビスコ

タイトーのアーケードゲーム「ワードナの森」の移植。
縦横スクロールのアクションゲーム。
ジャンプとショットを使って進んでいく、比較的オーソドックスなアクション。
ファミコンディスクへの移植版がライフ制に変更されて難易度が下がっていたのに対し、メガドラ版はアーケードと同じく一発でやられてしまうため難易度はやや高め。
特に敵よりも各種トラップ類が厄介。コツをつかむまでは苦労させられる。
またお金を集めることで武器を買うこともできる。攻略のためには良い武器が必要となってくるので重要。
グラフィックやサウンドはディスク版とは比べ物にならない出来だが、やや地味な印象。
全体に地味目だが硬派でやり応えのあるアクションゲーム。安価なら買いか。

私このゲーム下手なので、なかなか先に進めないんですよねぇ。
トラップでやられるちょっと古風なアクションなので割と好きなタイプのゲームではあるんですが。



No.108 (5.13.) ガントレット 評価9.4
アクション 93.9.17.発売 テンゲン

アタリの同名アーケードゲームの移植。上視点のアクションゲーム。
最大4人までの同時プレイが可能。
アイテムを取ったり、敵を倒したりしながら迷宮を進んでいく。
オリジナルモードはアーケード版を忠実に移植。移植度は非常に高い。
これに加えて、メガドライブオリジナルモードとしてクエストモードが加わっている。
ストーリー性やレベルアップ、装備品の概念を盛り込んだこのモードでは、パスワードでコンティニューすることができ、じっくりと遊びこめるようになっている。
さらに対戦モードも加わっている。最大4人まで対戦することができ、クエストモードで育てたキャラも使用可能。これまた盛り上がる。
他、パスワードコンティニューの可能な1人用モードであるレコードモードもあり、盛りだくさん。
ゲーム内容はジェネレーターから無尽蔵に出てくる敵を倒していくのが基本でやや単調さもある。難易度もやや高め。
しかしそれ以上に奥の深さがある。アーケードモードではテクニックを駆使して少しでも先に進むのが楽しい。クエストモードではキャラの育成を楽しめる。
オリジナルはけっこう古い作品なのでグラフィックは地味目。
またメガドラ版ではオリジナルのBGMが用意されている(アーケード版にはBGMはない)。これが非常に良い出来。
「移植はこうあるべき」という理想の一本と言える。ただ中古価格がやや高めなのは難。

私はこのゲーム非常に好きなんですが、好みは分かれるでしょうね。
でも出来は非常に良いです。オススメ。



No.107 (5.12.) LHXアタックチョッパー 評価6.3
フライトシミュレーション 93.6.4.発売 EAビクター

ジェネシスからの移植。ポリゴンフライトシミュレーションゲーム。
自機はヘリコプターで、操作も戦闘機使用のものとは異なる。
ヘリコプターらしい旋回性がウリだが、動きがカクカクしているためそれが生かされていないのが残念。
ゲーム内容も単調で、飽きるのも早い。武器の弾切れの早さもつらいところ。
しかしポリゴン貼りっぱなしの画面はやはり味があるし、効果音も良い。
もう少し動きがよければ…、惜しい作品。

「F22インターセプター(No.79で紹介)」あたりと比べるとやはり動きが今ひとつですね。
でもこのあたりのEAビクターのフライトシミュレーター系は独特の味があるので割と好きです。



No.106 (5.11.) ガンスターヒーローズ 評価9.2
アクション 93.9.10.発売 セガ

トレジャー製作のアクションゲーム。
個性的で大型のボス戦が主体で、非常にメリハリのきいた展開が楽しい。
攻略には武器選択、武器合体を使いこなす必要があるが、難易度は「エイリアンソルジャー(No.99で紹介)」に比べれば低く、アクションの爽快感を存分に味わえる。
プレイしていくことによる上達も心地良く、アクションゲームとしての完成度はメガドラ随一。
グラフィック面では細かな書き込みがされており圧巻。音楽も出来が良い。
一部なんだかよくわからないボスキャラもいるが、気にするほどのことでもないと思う。
メガドラユーザーなら是非プレイしてほしい名作。

実機版でも安く買えると思いますし、セガゲーム本舗でも配信されています。
トレジャーのすごさはこのゲームとエリソルで十分に感じられるはず。



No.105 (5.10.) ファンタシースター 〜千年紀の終りに〜 評価8.0
RPG 93.12.17.発売 セガ

シリーズ最終作。
マークIIIで出た「I」、メガドライブ「II」と続くストーリーの総まとめ的な作品で、ストーリーもそういった内容になっている。
シリーズ最終作であり、ハード後期に発売された作品だけあってグラフィックやサウンドはかなりカッコイイ。会話シーンに入ってくるウィンドウのようなビジュアルも良い。
キャラクターも魅力的。
戦闘シーンはやはりアニメーションが最大のウリだが、このアニメーションもより洗練されたものになっている。
ゲームシステムなどは従来のシリーズを踏襲。しかもだいぶ遊びやすくなっており好感が持てる。
できれば「I」から通して遊んでほしい作品。

シリーズ通して遊ぶには、前述の「SEGA AGES ファンタシースターコレクション」が最適だと思いますが、やはりプレミアがついているのが痛い…。
初代もメガドライブで発売されていますし、シリーズ通してさほど高くはなっていないので、実機で買うという手もありますね。



No.104 (5.9.) ファンタシースターIII 評価5.5
RPG 90.4.21.発売 セガ

シリーズ3作目。外伝的な位置づけの作品。
結婚を経て3世代にわたって物語が分岐していくストーリーが独特。
バランスや遊びやすさは相変わらずだが、この異色の内容は一見の価値があるかも。
戦闘シーンのカッコ良さもBGMのカッコ良さも「II」より低下。
へんてこな敵キャラは味があるが、世界観に合わない気も…。

このゲームはクリアしていないのですが、微妙な感じですね…。



No.103 (5.8.) ファンタシースターII 評価7.6
RPG 89.3.21.発売 セガ

メガドライブ最初のRPG。セガマークIIIで発売された「ファンタシースター」の続編。
最大8人のキャラクターの中から選択してパーティーを編成する。
システムは比較的オーソドックス。
前作の特徴だった戦闘シーンのアニメーションはよりパワーアップしており、カッコイイ。
ダンジョンは前作では滑らかなスクロールがウリの3Dタイプだったが、「II」では二重スクロールを駆使した2Dタイプに変わっている。しかしこれはかなり見づらい。
ゲームバランスもお世辞にも良いとは言えず厳しいものがある。
しかしゲーム全体のスケール感は素晴らしく、魅力的なキャラクターや壮大なシナリオ、カッコイイBGMなど見所も数多い。
いずれにせよ、初期のソフトとしてはかなりの完成度だと思われる。

ちなみに、サターンでシリーズ4作まとめて収録された「SEGA AGES ファンタシースターコレクション」が発売されていますが、これはプレミア化しているため入手は難しいです…。
「セガゲーム本舗」でも配信されているので、そちらの方が手軽かも。



No.102 (5.7.) ワンダーボーイV モンスターワールドIII 評価7.3
アクション 91.10.25.発売 セガ

ワンダーボーイシリーズ5作目。メガドライブオリジナル作品。
RPG要素を取り入れた横スクロールアクションゲーム。
基本システムは「モンスターワールド」を踏襲。
剣での攻撃の他、魔法等も使用して進んでいく。
やや地味な印象があるが、丁寧な作りと適度な難易度バランスで誰でも安心して遊べる作りになっている。
各種謎解き要素が強く楽しい。大型のボスたちも個性的で良い。
グラフィックやサウンドはのんびりしすぎている感じもするが、独特の雰囲気を出している。
バックアップが1個なのは少し残念だがそれほど大きな問題でもないか。

これまた「セガゲーム本舗」で配信されていますね。
「ワンダーボーイ」シリーズは本当に名作揃いで面白いです。



No.101 (5.6.) ソニック・ザ・ヘッジホッグ2 評価9.0
アクション 92.11.21.発売 セガ

前作の続編。縦横スクロールアクションゲーム。
簡単操作とスピード感はそのままに、より完成度が高まっている。
操作系では、その場からスピンダッシュを出せるようになり、非常に便利になった。
またサポート役として、新キャラのテイルスが加わり人気キャラとなった。
ゲームのテンポもアップし、ステージのバリエーションもより増えている。グラフィックやサウンドのセンスも健在。
難易度はやはりやや高めで、画面分割での2人同時プレイもいまひとつ。しかし全体では期待を裏切らない完成度だった。

こちらも「ソニックジャム(SS)」や「ソニックメガコレクション(GC)」に収録されています。
「セガゲーム本舗」にもちゃんと収録されていますよ。



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