No.71〜No.80(2004.4.6.〜)

暖かくなってきたせいか、最近眠い…


No.80 (4.15.) まじかるハットのぶっとびターボ!大冒険 評価3.6
アクション 90.12.15.発売 セガ

縦横スクロールのアクションゲーム。
ジャンプ、パンチの他にアイテムの使用が可能。
マントを使って滑空することもでき、動きは軽快。
まったりした雰囲気やキャラの表情は独特の味を出している。
しかしまったりした感じとは裏腹に、難易度は高め。
何しろマップ構成が複雑で、進路がわかりづらい上に一発死の溶岩なども配置されている。
敵は踏みつけても倒すことができるが、走ると慣性がつくため回避しづらい。総合的に難しい印象。
ボーナスステージではスロットマシンなどが遊べるが、そのためには取りづらい場所にあるコインを集めなくてはならず苦労する。

非常にノンビリした雰囲気のゲームなんですが、なめてかかるとヒドイ目にあいます…。



No.79 (4.14.) F22インターセプター 評価6.7
フライトシミュレーション 93.2.12.発売 EAビクター

ジェネシスからの移植。ポリゴン使用のフライトシミュレーションゲーム。
世界各地でミッションをこなしていく。
このゲームも「F-117 ステルス」(No.17で紹介)と同様、左右で回転、上下で旋回という操作方法となっている。
慣れていないと難しいが、「エースコンバット」シリーズ(PS)などをプレイされている人ならすんなり入れるかもしれない。
難易度は意外にも低めで、ミサイルはほぼフルオートで当たるし、バルカンもけっこう当てやすい。
初心者向けに、離陸から着陸まで練習できるモードもあり親切。
反面、単調さも感じるが、この手のゲームとしては敷居が低く楽しめる。
画面はやはりポリゴン貼りっぱなしだし、動きもややカクカクしているが、臨場感もあるしなかなか良い。

というわけで地味目な作品ですが、割と無難に楽しめます。
この手のゲームが好きならオススメ。



No.78 (4.13.) バトルゴルファー唯 評価3.0
アドベンチャー・スポーツ 91.2.15.発売 セガ

アドベンチャーパートとゴルフパートに分かれた、イロモノ系ゴルフゲーム。
アドベンチャー部分は謎解き要素が希薄な上、よくわからない設定、ふざけたキャラクター、微妙な絵と全体的に魅力に欠ける。
ゴルフ部分はコースがトリッキーなのにあまり細かいボールコントロールができず、距離感もつかめないので苦戦必至。ひたすら大味。
そのくせ敵CPUが強く、とても勝てる気がしない。
結局両パートとも中途半端で、あまり遊べないのが残念。
オープニングはシリアスでそれなりに良いのだが…。

このゲームは正直言ってツライです。攻略する気にもなれず…。
クリアされた方いたら尊敬します。



No.77 (4.12.) ランボーIII 評価5.1
アクション 89.10.21.発売 セガ

同名映画のゲーム化。縦横スクロールのアクションゲーム。
武器はマシンガンやナイフ、それに弓矢などが使える。
内容は基本的にはオーソドックスなアクションだが、敵をどんどん倒していくステージや、迷路状のステージなどがある。
また、3Dシューティング面もあり、なかなかの迫力があって良い。
しかしゲーム展開にメリハリがなく、盛り上がりに欠けるのは気になるところ。
制限なくコンティニューできるのでクリアは難しくないが…。
オープニングなどのグラフィックは良い感じ。

割と初期の作品なので、ちょっと地味目ですね。
可もなく不可もなくといったところです。



No.76 (4.11.) 機動警察パトレイバー 98式起動せよ! 評価2.0
アドベンチャー 92.10.23.発売 マーバ

同名作品のゲーム化。ストーリーはオリジナル。
RPG風の移動シーン・戦闘シーンとアドベンチャーシーンを組み合わせた作り。
アドベンチャーとしてはさほど難しくない。
しかし、ほとんど無意味としか思えない戦闘シーンはあまりにもバランスが悪い。フィールドを歩いていると頻繁に敵が出てくるし、やられてしまうことも多い。
そしてフィールド画面のあまりのショボさに唖然とさせられる。建物の外に出た時の『緑一色』の画面に驚いた人も多いのでは(苦笑)。
アドベンチャー部分も奥が浅く、絵もあまりキレイでない。
オープニングだけはそこそこ良く出来ているが、全体的に厳しい…。

総合的にツライ出来の作品です。原作は好きなのですがこれはちょっと…。



No.75 (4.10.) 餓狼伝説2 評価7.4
対戦格闘 94.6.24.発売 タカラ

ネオジオからの移植。前作の続編。
グラフィックやサウンドはなかなかがんばっていて好印象。キャラもちゃんと全員いる。
内容は普通の対戦格闘ゲームだが、技が出しやすく遊びやすいのは良い。対戦でもちゃんと楽しめるようになっている。
前作の2ラインバトルを踏襲しているが、これは特に優れたシステムとも言えず。
CPU戦のバランスは向上している。というか簡単すぎるくらいかも…。
そして何よりこのメガドラ版最大の特徴は、「ディップスイッチ」のいう裏技の存在。
※参考URL
ttp://www.asahi-net.or.jp/~pm9m-tkhs/index.htm
これによって当たり判定を変えることができ、その結果様々なコンボが成立するようになっている。
これが異様に楽しい。全く別のゲームになってしまうが楽しい。
一見の価値はあると思う。

このゲーム、とにかくディップスイッチの存在が全てですね。
お値段も安いと思うのでお買い得だと思います。



No.74 (4.9.) ジョー・モンタナII スポーツトークフットボール 評価6.3
スポーツ 92.1.24.発売 セガ

横方向スクロールのアメフトゲーム。
画面構成やモードなど、全体にオーソドックスな作りで、安心して遊べる。
ボールを取るとその選手がズームアップされるため、アメフトゲームにありがちなチマチマした印象は受けない。
バランスとしてはパスが通りにくく、なかなか攻撃は難しい。
フォーメーション選択も多少の知識が必要で、テクモスーパーボウル(No.51で紹介)と比べて敷居が高い。
しかし、実はこのゲームのすごいところは「音声」である。
試合中からフォーメーション選択時まで、ずっと流れ続ける英語の実況は必聴もの。カートリッジでここまでやるとは、すごいのひとこと。
選手が実名でない(モンタナ以外)のは残念。

アメフトファン向けではありますが、実況は本当にすごいです。機会があれば聴いてみてください。



No.73 (4.8.) グラナダ 評価6.8
シューティング 90.11.16.発売 ウルフチーム

X68000からの移植。全方向スクロールシューティング。
自機は戦車。2種類のショットを使ってターゲットを破壊していく。
見た目がやや地味だが、広いマップをレーダーを頼りに動き回ってターゲットを破壊していくのは楽しい。
自機も敵も軽快に動くし、ステージもバリエーションに富んでいる。
BGMも良い感じ。
どこかへ行ってしまうオプション、避けづらい敵の攻撃などは気になるが、全体に出来の良い一本。

どうしても地味に感じてしまいますが、遊び込むと味が出る作品です。
密かにオススメ。



No.72 (4.7.) 戦場の狼II 評価6.4
アクション 91.10.2.発売 セガ

カプコンの同名アーケードゲームの移植。
ショットとメガクラッシュを駆使して進む、縦方向スクロールのアクションゲーム。
アーケードモードとメガドライブ版オリジナルモードがある。
とにかくルールが単純で誰でも遊べるゲーム。爽快感もそれなりにある。
大型のボスも割と迫力がある。
しかし難易度は高く、先に進むのは難しい。一応ライフ制だが、注意して進まないとあっという間にやられてしまう。
コンティニュー回数も限られている。
オリジナルモードではお店が追加されているので多少は楽になっているかも…。

「戦場の狼」というと、私としては初代の方が印象が強いです。
「II」はアーケードではあまりやったことがありません。
せめて家庭用でクリアを目指したいところですが…、道のりは険しいかも。



No.71 (4.6.) 餓狼伝説 評価5.4
対戦格闘 93.4.23.発売 セガ

ネオジオからの移植。1対1の対戦格闘ゲーム。
基本的にはネオジオ版を忠実に移植している。
見た目はけっこう良いし、音楽もしっかりしているが、キャラクターが2人削られたのは痛い。
ボーナスステージもない。
2ラインバトルは当時としてはそれなりに目新しかったが、今見るとさほど優れたシステムとも言えず、中途半端な印象。
必殺技は意外と出しやすくなっており、遊びやすい。対戦でもある程度楽しめると思う。
しかしCPU戦のバランスは悪く、あまり楽しくないのが残念。対戦用と割り切るべきか。

初代ということもあり、まだ完成度の面でいまひとつな印象がありますね。
ネオジオ版が出た当時は「ストII」の存在が大きすぎましたから。
このあと「2」「スペシャル」と続くにつれて、人気シリーズとしての地位を不動のものとしていくわけです。



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