No.10 (2.5.) ハードドライビン 評価5.5 レース 90.12.21.発売 テンゲン 同名アーケードゲームの移植。 この頃としては目新しかった、フルポリゴンによるレースゲーム。 ゲーム開始後、道はふたつに分かれ、右はスタント、左はスピードコースへと繋がっている。 スピードコースは比較的普通のコースだが、スタントコースはかなり異色。 何しろイキナリ跳ね橋になっていて、道路が切れているのである(笑)。 しかもただ飛び越えれば良いというわけではなく、スピードを出しすぎて飛び越えると勢い余って地面に激突してしまう。 それを越えると今度は360°ループである。 無論先が全く見えないのだが、それでも対向車は走っている(笑)。 こんな感じで、全く無茶なコースを走っていくゲームなのだが、実は一番のウリは「インスタントリープレイ」である。 「インスタントリープレイ」とは、事故を起こすと自動的にその様子を別の視点からリプレイしてくれるという、あまり有難くないもの(笑)。 しかしこれは是非見てほしい。妙なBGMは必聴。 ちなみにポリゴン発展途上の頃の作品なので、動きはガクガクで操作性も悪い。 レースゲームとしてはあまり期待しない方が良いかも…。 No.9 (2.4.) スーパーファンタジーゾーン 評価8.4 シューティング 92.1.14.発売 サンソフト アーケードゲーム「ファンタジーゾーン」のメガドラオリジナルシリーズ。 基本的なシステムは初代を踏襲。 グラフィックやサウンドも、初代のイメージを踏襲しており、全体的に完成度が高い。 ショップで買える武器も多数追加されていて楽しい。 ボスのデザインは初代が絶妙すぎたせいか、あまりインパクトがないが。 ちなみに裏技で、初代のBGMに変更することもできる。マニアには感涙モノかも。 今回のプレーでは5面でゲームオーバーになってしまったが、やっぱり楽しかったですね。 オススメの一本です。 No.8 (2.3.) デンジャラスシード 評価6.2 シューティング 90.12.18.発売 ナムコ 同名アーケードゲームの移植。 このゲームの特徴をひとことで言うならば、 『地味』である。 私はアーケード版が稼動しているところをリアルタイムに見ていたのだが、このゲームは結局1回しかプレイしなかった。 しかも内容についてはほとんど憶えていない。それだけ地味だったということなのだろう。 今回メガドラ版をプレーしても、その印象は変わらなかった。 しかし、ただ地味なだけで、決してダメなゲームではない。 シンプルながらもしっかり作られたシューティングゲーム。 3機合体による攻撃のバリエーションが面白く、難度も手頃である。 BGMもなかなか良い感じ。 秋葉原でかなりの安値で購入したものだが、これは良い買い物だった。 ちなみに、スピードアップをガンガン取っていくと、どんどんスピードが上がって手に負えなくなる(笑)。 No.7 (2.2.) 球界道中記 評価7.7 スポーツ 91.7.12.発売 ナムコ 同名アーケードゲームの移植。 キャラが全て「妖怪道中記」のたろすけなので、見た目イロモノのように見えるが、実際は非常にしっかりと作られた野球ゲーム。 操作は同社「ファミスタ」と同様で馴染みやすく、またチーム数が非常に多いのもうれしい。 球場もバリエーションに富んでいる。 肝心のゲーム内容は、「グイッ」と曲がる変化球、気持ち良いファインプレー、走者のリード調節など、魅力的な要素が多い。 プレーのひとつひとつが快適で、今の野球ゲームと比べても遜色ない出来。 メガドライブの中では、間違いなく最高レベルの野球ゲームではないかと思う。 ちなみに今回のプレーでは、当然Cチームを選択。相手はTチーム。 このゲームには基本的に守備位置の概念がないので、オーダーは打力優先で組んでみた。 1番山崎、2番正田、3番野村、4番アレン、5番バークレオ、6番高沢、7番前田、8番小早川 という、ファンなら涙モノのラインナップ。 投手は先発大野、抑えに津田という黄金リレー。 結果7-1で快勝。やっぱりこのゲームは面白いです。 No.6 (2.1.) スーパーサンダーブレード 評価4.1 3Dシューティング 88.10.29.発売 セガ 本体同時発売ソフトのうちの一本。 アーケード「サンダーブレード」の移植。 3D視点で進むシューティングゲームで、ヘリコプターらしいゆったりした操作感覚がポイント。 しかし、テキトーに撃っていても敵に当たるゲーム性の低さ、地味な縦スクロール面、スピード感の無さ等、問題点が多い。 本体同時発売ソフトは、ハードを牽引していく重要な役割を担っているのだが…。 今回プレーした時は、2D面で納得いかないやられ方を連発したのでやめてしまいました…。 縦スクロールなのに、左右にしか動けないっていうのはどうよ? No.5 (1.31.) マイケル・ジャクソンズ ムーンウォーカー 評価6.0 アクション 90.8.25.発売 セガ アーケードでも同タイトルのゲームが発売されているが、内容は別物。 こちらは縦横スクロールのアクションゲームとなっている。 子供たちを助けるのが目的。 ゲームとして見たらただのアクションだが、なんといっても主人公が今話題の人(笑)マイケル・ジャクソンである。 妙に動きの良いダンスアタックや、ステージの合間の「ポ〜〜ゥ!」という雄たけびは必見(笑)。 そしてBGMはマイケルのヒットナンバーである。 この世界観を味わうだけでもプレーする価値があるが、ゲームとしてはあまりにも普通…。 ステージごとの変化に乏しく、やっているうちにダレてきてしまうのがツライところ。 ちなみに今回プレーしてみたところ、ゾンビがあまりにうっとうしいので途中でリセットしてしまいました(苦笑)。 No.4 (1.30.) 大魔界村 評価8.0 アクション 89.8.3.発売 セガ 同名アーケードゲームの移植。 メガドラ初期の作品だが、移植度はかなり高い。 アクションゲームとしての面白さも折り紙付きだが、その難易度の高さも折り紙付き。 昔コンティニューしまくりでクリアしたことはあるが、今回やってみたらあっさりと1面でゲームオーバー…。 コンティニューしたら、今度は剣を取ってしまい大苦戦…。 その後2面に進むものの、斧やらナパームやら、使えない武器のオンパレード。短剣は1度も出ず…。 大魔界村はSSやPSで「カプコンジェネレーション2」の収録作として移植されているが、メガドラ黎明期にこのレベルで移植されたことに意義がある。 メガドラの性能の高さを知らしめた一本。 No.3 (1.29.) ソード オブ ソダン 評価4.0 アクション 91.10.11.発売 セガ 剣と薬を駆使して先に進む横スクロールアクションゲーム。 元はジェネシスの作品だけあって、洋ゲーらしい独特のセンス満載(首チョンパ等)。 しかしゲームとして見ると、操作性最悪、敵が凶悪、ワナが極悪という三重苦を抱える問題作。 1面から左右を敵に囲まれ、なかなか先に進めない(ちなみに、難易度を下げ、プレイヤーの数も7人に増やしてプレイしました)。 なにしろ、十字ボタンを左右に入れるだけでは振り向くことすらできないのである。 うまく敵のと間合いを取れず、タコ殴りにされる主人公。 それでも半ば強引に1面をクリア。続く2面も強引に押し切って、続く3面へ。 ここでは巨人が2体登場するが、これもブンブン剣を振り回して強引に倒す。そして転がる首(……)。 4面のゾンビ群は完全に無視して進み、やけにアッサリ5面突入。 しかし、ここであまりにも不条理な落とし穴にハマりまくり、あっさりゲームオーバー(……)。 これ、知らないと絶対に落ちるよね…。 というわけで、「メガドラの裏帝王」ということでかなり覚悟してプレイしたのですが、実際やってみると、思っていたよりは遊べますね。 …気のせいですか?(苦笑) まあ、決して人には勧められないゲームだとは思いますが。操作性もバランスも悪すぎだし。 とりあえず、あの落とし穴の場所をおぼえないとクリアはおぼつかないだろうなぁ…。 No.2 (1.28.) マーブルマッドネス 評価9.0 アクション 93.8.13.発売 テンゲン 同名アーケードゲームの移植。 ビー玉を操作してゴールまで導くアクションゲーム。 通常のパッドの他に、セガマウスを裏返してトラックボールとしてプレイすることもできる(持っていないので試せませんが)。 コースは高低差のある擬似3Dとなっており、行く手にはたくさんの障害物が待ち受けている。 重い鉄球、ビー玉を食べちゃうやつ、掃除機、カタパルト…。 なかなか難易度は高く、レベルを下げてプレイしても私には4面が限界だった…(コンティニューはありません)。 グラフィック、サウンド(FM音源が良い!)共に独特の味があり、ストイックなゲーム内容とあいまって非常に個性的な世界を作り出している。 万人受けはしないかもしれないが、個人的には非常に好きなゲーム。いつかはクリアしたいものです。 No.1 (04.1.27.) 鮫!鮫!鮫! 評価 7.5 シューティング 90.11.2.発売 東亜プラン 同名アーケードゲームの移植。 3種の武器とボムを使って進む縦スクロールシューティングで、東亜プランの王道と言える。 難易度は意外と手頃で、初プレイでも割と先まで進むことができた。 敵(主に地上)もそれほど固くなく、なかなかの爽快感を味わえる。 しかし途中で後方から出現する敵には泣かされた。このあたりから難易度も上昇してくる。 非常にオーソドックスなシューティングだが、出来は良い。他に移植もされてない(と思う)ので、買いの一本だろう。 |